Suinas Consulting 株式会社

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敵対的買収

買収対象企業の経営陣の同意を得ずに、一方的に仕掛けられる買収のこと。

主に、対象企業の株式を市場で買い集めたり、TOB(株式公開買付)を実施したりすることで、経営権の取得を目指します。経営陣の賛同が得られないため、対象企業側はポイズンピルなどの買収防衛策を発動して抵抗を試みることが一般的です。敵対的買収は、企業文化や経営方針が大きく異なる企業間で行われることが多く、成功した場合でも、M&A後の経営統合(PMI)が難航し、優秀な人材の流出や企業価値の毀損を招くリスクが高いとされています。

日本ではネガティブなイメージが強いですが、経営が非効率な企業に対して外部から変革を促し、企業価値や株主利益の向上に繋がるという側面も指摘されています。

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