ロングリスト
M&Aの初期段階で、買収または売却の候補となる企業を幅広くリストアップした一覧表のこと。
M&Aアドバイザーなどが、依頼主の希望(業種、規模、地域など)に基づき、独自のデータベースや公開情報などから数十社から百社程度の候補企業を選定します。この段階では、詳細な分析よりも、可能性のある候補を網羅的に洗い出すことが目的です。このロングリストをもとに、依頼主とアドバイザーが協議を重ね、企業の基本情報や事業概要などを考慮して、より有力な候補を絞り込んでいきます。
この絞り込み作業を経て作成されるのが、次のステップである「ショートリスト」です。